司法書士の業務
司法書士は主に次のことを行います。
司法書士の業務 | ||||
業務内容 | 具体例 | 根拠法令 | ||
本来業務 | ①登記の代理申請 | ・不動産登記の代理 ・商業・法人登記の代理 ・債権譲渡登記、動産譲渡登記の代理 |
司法書士法 第3条1項1号 |
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②供託の代理申請 | ・家賃の弁済供託の代理 | |||
③法務局へ提出する書類の作成 | ・登記・供託手続等の法務局手続に関する各申請書及びこれらに添付・提供が予定されて作成される書類(契約書、各種議事録、定款等)の作成 ・自筆証書遺言書保管制度の各種申請書の作成 ・帰化申請書の作成 |
司法書士法 第3条1項2号 |
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④法務局の長に対する登記又は供託に関する審査請求の代理 | 司法書士法 第3条1項3号 |
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⑤裁判所へ提出する書類の作成 | ・訴状・答弁書・準備書面等の作成 ・相続放棄申述書等の各種審判申立書の作成 |
司法書士法 第3条1項4号 |
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⑥検察庁に提出する書類の作成 | ・告訴状の作成 | |||
①~⑥の相談に応じること | 司法書士法 第3条1項5号 |
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認定業務 | 目的物の価額が140万円以内の | 簡易裁判所における民事訴訟手続の代理 | 司法書士法 第3条1項6号イ |
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訴え提起前の和解(即決和解)手続の代理 | 司法書士法 第3条1項6号ロ |
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支払督促手続の代理 | ||||
証拠保全手続の代理 | 司法書士法 第3条1項6号ハ |
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民事保全手続の代理 | ||||
民事調停手続の代理 | 司法書士法 第3条1項6号ニ |
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少額訴訟債権執行手続の代理 | 司法書士法 第3条1項6号ホ |
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訴訟外の和解について代理する業務 | 司法書士法 第3条1項7号 |
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仲裁手続の代理 | ||||
民事紛争の相談 | ||||
附帯業務 | 管財人、管理人等の地位で行う財産管理業務 | ・遺言執行、遺産整理手続 ・不在者財産管理人等の就任 |
司法書士法施行規則 第31条1号 |
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後見人、保佐人、補助人等の地位で他人の法律行為の代理、同意等を行う業務 | ・成年後見人等の就任 | 司法書士法施行規則 第31条2号 |
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本来業務及び附帯業務に掲げる業務に附帯し、又は密接に関連する業務 | ・公正証書遺言作成における証人立会業務 | 司法書士法施行規則 第31条5号 |